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生きるたたかいの決意新たに 新年会

 1月11日、玉川民商新年会が開かれ、会員、来賓など62名が参加。にぎやかな年の始めとなりました。

 冒頭、会員さんが「露払い申し上げます!」との力強い口上と「舞」を披露する異色のスタート。開会あいさつに立った関会長は、消費税増税や中東派兵などの動きについて「憲法9条がある日本で戦争をするとはどういうことなのか。意識していく年にしたい」「利益がでなくても仕事は続けなければならない。消費税も上がり厳しい状況が深まっています。引き下げさせるたたかいは続いており、民商の集まりをもっとみんなで盛り上げていきましょう」と呼びかけました。

 つづいて尾上相談役が、新しい仲間と民商の広がりへ期待を込めた乾杯のあいさつをしました。
 今年も保坂・世田谷区長などからメッセージが寄せられ(下記)、若い会員さんが朗読しました。

力合わせ、声合わせ

 世田谷、北沢の各民商、労組や政党、年金者組合などから連帯あいさつが寄せられたほか、国会議員秘書(元民商事務局員)もマイクをにぎりました。
「カジノを『成長戦略』として持ち上げながら、まじめに頑張っている業者には消費税の複雑すぎる計算や重い負担を平気で押しつける。こんな政治は変えないといけない。野党間では『消費税引き下げ』に向け「協議していこう」という約束になっています。みなさんと力を合わせ頑張っていきます」
 余興では会員さんが会場全体に響き渡る自慢ののどを披露。全員で「ふるさと」を合唱し大いに盛り上がりました。

保坂展人・世田谷区長より、玉川民商新年会へ『メッセージ』

 新年あけましておめでとうございます。本日は、玉川民主商工会2020年度新年会のご開催おめでとうございます。また平素より、皆様には大変お世話になり厚く御礼申し上げます。

 現政権は発足以来、年金減額の前倒し・マクロ経済スライドの導入による年金額の引き下げ、昨年10月には10%への消費税率引き上げなど、生活者にさらなる負担を求める施策を進めています。生活者の購買力が下がる状況の中、街の中小事業者の事業も厳しくなるばかりです。また軽減税率導入による経理事務の負担増や手数料負担が大きいキャッシュレス決済を中小業者に導入を迫ることなど、課題は山積みです。

 世田谷区では、区及び区内産業を取り巻く社会経済環境の変化を的確にとらえ、新たな時代のトレンドやニーズに対応していくことを目的として、平成30年度から10ヵ年を見通した世田谷区産業ビジョンとビジョン実現のための方針や施策等の策定をしました。新たな産業ビジョンの特徴は、「人の生活を豊かにし、地域を育む産業」「世田谷の特性を活かした多様な産業」「働く人が活躍できる機会の創出」を目指し、伝統的な産業である商業、工業、農業の枠組みにとらわれず、『福祉、環境や建設などを含めた、地域を支える多様な産業の育成を進める』としたことです。

 今、区内各地の商店街においても、厳しい経営環境の中、個人・家族経営の事業者が廃業により、減りつづけています。特徴あるお店が少なくなり、チェーン店・フランチャイズ店が増え、商店街の個性が失われていく状況です。こうした状況を踏まえて、世田谷区としても小規模企業振興基本法第7条の地方公共団体の責務にのっとり、街の中小業者の皆さまを応援するため、地域の産業が活性化するための振興策にひきつづき取り組んでいきたいと思います。

 最後に、貴会の平素からの相談業務や請願活動など中小業者の生活を守る地道な活動に心より敬意を表するとともに、貴会の益々のご発展を祈念いたしましてメッセージとさせていただきます。
  2020年1月11日        世田谷区長 保坂展人

手塚仁雄・衆院議員より、新年会へ『メッセージ』

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 これまでも皆様とともに連携を深め、共闘を前へ進めてきましたが、汗水たらして商売に精を出す方々の実直な想いが反映されるようなまっとうな政治の実現を目指して、本年も国会の最前線で奮闘して参ります。
 一緒に頑張りましょう。

 皆様のご多幸とご健勝を心よりご祈念いたします。
          衆議院議員 手塚仁雄

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