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私の商売,コロナ,終息への思い 連続講座

 8月29日~9月22日にかけて行われた玉川民商恒例の「中小業者の生きる道」連続講座。『助かった助成金など』をテーマに4回にわたって開き、コロナや商売のことなど縦横に語り合いました。

 ★(水道工事)…水道設備業と建築関連の仕事をしております。支援金・協力金でぼくがすごく感じたのは、ぼくもパソコンとかできないので大変苦労してます。デジタル化によって我々は拘束されちゃうということは、マイナンバーもそうなんですけど、権力にたばねられちゃうっていうことが迫ってきている。本当に危惧していることなんですけど、便利さ・スピーディーな部分では恩恵はあるんですけど、その裏には大変にわれわれは抑えられちゃう、閉められちゃうっていうことをもう少しみなさんがよく知るということがすごく大事だなっていうが感じます。支援金が多少なりとも入金があったっていうことが助かってます。これからもっともっと支援金・協力金をいただけるように、国なり都・世田谷区に働きかけていくっていうことが大事だと思いますし、日本の歴史の中で、我々から取ることばかりを考えていたことが、こうやっていただけるってことは今回が初めてなことだと思うんで、ただただビックリです。

★(珈琲店)…お店をオープンして25年。コーヒーの業界ひとすじ40年近く。経験値も上がり、仕事の質・商品のクオリティも良くなっているにもかかわらず、売上のほうが少しずつ下がり、経費も抑えれば抑えた分だけ、売上が下がるっていうことの繰り返し。その理由は私が思うのは、一番の原因は消費税だと思っています。消費にブレーキをかける最悪の悪税だと思います。なんとか若いうちに「貯蓄を貯めて」って思っていたんですけれども、子どもも利息付き奨学金を1人5,6百万かかえて社会人としてスタートすることになりました。  そんな矢先にコロナがきて、最初の数カ月間は、給付金、補助金、補償金もなくて本当に大変でした。ただでさえギリギリでなんとか回していたところに、少しでも下がってしまえば、支払いが滞ってしまうような状態でした。  社会福祉協議会から20万円、あと家賃補助、それにつづき『持続化給付金』、そして十数回におよぶ『協力金』にとても助けてもらいました。総額で1700万円ぐらい手元に入り、これがなければおそらく商売あきらめて廃業していたと思います。

★(仏壇仏具販売)…今回の支援金もいただいたんです。銀行の通帳みるとバンッと入って「やったぜ!」と思ったんですけど、月末が来ると支払いに回ってスッと無くなる。何が負担になっているかもよくわからないまま今日まできてるんです。うちがしている商売は、まず「コロナに関係ない」と思ってたんですけど、外に出なくなってしまって、細かいお線香だとかろうそくだとかを買いに来てくださらない。買い替えも無くなるし、新しいものもまったく動かなくなった。今みんな心がさびしくなっちゃってる。物質的には豊かになってるんだろうけど、なんか心が豊かじゃない。心に余裕がないというか、余裕を見つけることもできないのかな。つらいときに誰かに話すっていうこと、何か支えてくれるものをみんなが持ってないと事件になってくると、つくづく思いました。うちの業界もどんどん値段が上がってます。お線香にしても、ろうそくにしてもどんどん値段が上がってきてます。

★(スナック)…10席ほどの小さいお店を10年ぐらい1人でやってて、コロナで立ち行かなくなりました。「閉めるしかないなあ」と思っていたところ、民商さんを紹介していただいて本当に助かりました。いろいろご指導いただき、なんとかここまで生きのびたっていう感じです。今年も『復活支援金』、予定納税の減免等々またお世話になっております。同業のかたでも知らずにいらっしゃるかたもけっこういる。今年も全然お客さまの戻りが悪いし、カラオケも、今まで歌っていたかたも全然歌わなくなってます。まだ、支払えてないのもありますし、「この先こわいなあ」ってこれから不安ですが、よろしくお願いいたします。

★(技術コンサルティング)…8ミリビデオだとかテレビだとか測定器だとか、そういうものをつくる会社の仕事をスムーズにできるようにお手伝いしている仕事をずっとやってきました。コロナになって一番困ったのは『3密』=「密集・密接・密閉」。そういうことが私の仕事の中身なんです。会議とか発表会とかみたいな所に参加してアドバイスをやる。っております。個人指導で、研究者にたいしてフェイス・トゥ・フェイスで手取り足とり指導する。クリーンルームとかクリーンベンチとか密閉的な部屋での会話。コロナで「やっちゃダメだ」というのが全部わたしの仕事になっておりますので、それ以降、一銭も入ってない。『復活支援金』がありましたので、役所に相談したら冷たくあしらわれてしまいました。そんなことで、廃業の手続きの日、たまたま民商のドア開けたら、支援金がもらえるということになりまして、女房とビックリしました。親切に前向きにご指導をうけ、本当に元気が出まして、「もう一度やってみようか」という気を起こしました。

★(大工)…わたしは長く大工さんをやってきました。技術とかそういうのしかない。いまそれが行きづまり、あと体力の限界で、何したらいいかわからないような状態です。何々建設でやってるとか、そういうんじゃない、ただ体で、自分なりに、前の人から教わったことをやってきた。「カネがほしい」「仕事がほしい」「チャンスがほしい」「そういう環境がほしい」と思っている人たくさんいるんじゃないかな。われわれみたいのがいっぱいいるんです。

★(プレス加工)…いっしょうけんめい頑張って税金を納めてきました。「税務署がこわい、こわい」と言いながらも、やっぱり一定の税金を負担をしてきたんです。ところが最近のコロナの問題もふくめて、われわれ中小業者はたいへんな苦境におちいっております。 そういう中で、「今までおさめた税金を少しは返してほしいよね」っていう考え方も、決して悪い考え方ではないと思います。プレス加工業をやって満60年。ただ一度として国から助成をもらったことはありませんでした。でも、このコロナの中で、いろいろ助成金をいただいて、たいへん助かりました。従業員を減らせれば、クビをきればもっと楽な経営ができるかもしれない。でも、働く労働者の雇用を守るという点では、なるべくそういうことはやりたくないっていうことで誰ひとりクビ切りをしておりません。

★(建築)…昭和40年代,小さな工務店を営むにあたり、民商にご紹介いただき東京都の無担保融資を申し込み、まったく問題なく即融資。それを事業資金の第一歩として、がんばりました。

★(司会業)…イベントの司会業などをやっていますが、コロナ禍で「イベントするな」と言われて、仕事がゼロになったんです。どうしようということで、同業者に聞いても、やはり(仕事が)簡単には見つからずにいたときに、国とか区の補助金、助成金などで、なんとか食いつないでいました。すごく助かったのが、家賃補助です。もう家が無くなったらどうしようもない。援助が出たっていうのは、すごく助かったなっていう反面、もう少し長い目で間口を広くしてほしいなと思うこともたくさんありました。手続きに関して、ものすごくめんどうで、シンプルじゃない。不備で何度も返ってきましたし、ネットで進めていっても、エラーが出て前に進めない、っていうことが毎回のようにありました。 。

★(占い・カウンセラー)…。占いのオーディションに受かり、鑑定していましたが、このコロナ禍で、家賃も払えず、交通費のほうが高いような状態になってしまいました。  ネットでいろいろ検索しても、お金がかかるらしく、あきらめているときに民商のことをネットで調べお電話いたしました。持続化給付金、家賃給付金など、たくさん申請しました。誰の支援もなくホームレス覚悟のわたしは、神のように思いました。まだお客様は少ないですが、自分の使命だと思い、カウンセラーをしています。お客さまが、「アドバイスの通りしたら、良いほうにいった」とその通りになったと言われ、元気をもらい、死ぬまでこれからのIT、ロボットの時代ではできない仕事をしていきたいと思います。

★(カラオケ)…カラオケも不景気でたいへんです。1日に1人か2,3人お客が来ればいいほうですね。でも、一生懸命がんばってやっておりますので、みなさまご協力をお願いいたします。

★(歌手)…わたしは歌い手のほかに、教えること、音楽をうける少年少女を教えたりしてたんですが、お弟子さん減ってくるし、ちょっと生活苦しくなったから、「そうだ、むかし払った税金少しぐらい返してくれるかな」と思って、(支援金事務局に)電話して相談所へ行ったら、ものすごく厳しい、人を泥棒みたいな顔で見るんですよね。カミさんも相談所に入れてくれない。2回行ったんですけど2回ともケンカして帰ってきたんです。それで、「民商ちょっと訪ねてみよう」と。地獄で仏みたいだった。じつに親切で、こっちの身になってくれるんですよ。

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